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中国語教室に通い始める際、ありがちなトラブルって?
中国語教室に通い始める際、ありがちなトラブルって?
中国語教室をはじめ、語学教室に通い始める際、勢いで入会手続きをおこない、後でトラブルになってしまったというケースがあります。自分がそのトラブルにあってしまわない為にも、中国語教室に通い始める際に気を付けるべき、ありがちなトラブルについてご紹介します。
1.中途解約の際のトラブルが多いのはチケット前払い制の教室
このトラブルで圧倒的に多いのは、チケット前払い制の教室です。例えば年間90回の1年コースを契約していて、何らかの事情で教室に通うのが難しくなる場合があるとします。その際に余ったチケットの返金トラブルが多いです。
基本的に前払いで支払ったチケット料金は返金されない場合が多く、契約時にもその内容については確認と同意の署名を求められると思います。解約の理由によっては余ったチケット分の返金をしてもらえる可能性があります。
ただし、この場合でも自己都合での解約という事にはなりますので、違約金を差し引いた額での返金となるでしょう。
語学教室における違約金の上限額は“契約総額の20%または5万円のいずれか低い金額”と法律で定められていますので、超高額な違約金を請求してくるような場合は言われるがままに支払う必要はありません。
このようなトラブルを避けるためには契約前に中途解約や退会時の事についてしっかり確認をしておく必要があります。
2.レッスンや講師の質が悪い
レッスン内容や講師の質などは体験レッスンを活用し、できるだけ入会前に確認しておきたいポイントではありますが、体験レッスン時の講師と実際のレッスンの講師では質が全く違う、実際は質の悪い講師を担当に付けられたというケースも無きにしもあらず。
体験レッスンを受け、レッスン内容や講師に納得したのであれば、入会後にその講師が自分のレッスンを担当してくれるのかどうかは事前に確認しておく必要があります。
入会後数か月ほど経って状況が変わってしまいレッスン内容や講師の質に不満を抱くようになった場合は、まずは事務局などの講師以外のスタッフに相談してみましょう。
3.期待していた学習効果が得られない
これに関しては努力不足という可能性もありますので、一度自身のレッスンに対する姿勢を見直してみましょう。厳しい事を言いますが、仮に週1回60分のレッスンだけを3か月続けたとしても、大して話せるようにはなりません。
本気で話せるようになりたいのであれば毎日30分でもいいので自宅で学習する時間を確保する必要があります。自宅で何をすればいいのかわからないようであれば、講師の方に相談してみてください。きっと自宅学習でのアドバイスをくれたり、宿題を設けてくれる可能性もあります。
真面目に授業を受けて自宅学習も欠かさず行っているけれど、伸びない場合はレッスン内容や講師が自分のレベルに合っていない可能性なども考えられます。事務局に相談し、再度レベルチェックを行ってもらうのも解決の糸口になるかもしれません。
4.体験レッスン時に執拗な勧誘を受け、流されて入会してしまった
体験レッスンを受けた後にしつこい勧誘を受けたり、今すぐ入会すればお得などの謳い文句に負け、断り切れずに流されて入会してしまうケースもよくあるトラブルのひとつです。
語学教室は“特定継続的役務提供”に値する業種ですので特定商取引法によって、クーリングオフ制度が適用されます。入会から8日間であれば解約ができるので、このようなケースで入会してしまった場合はすぐに消費者センターに相談しましょう。
以上が中国語教室に通い始める際にありがちなトラブルです。
もし、教室側との間で金銭的なトラブルに発生した場合でも泣き寝入りはせずに消費者センターや法律の専門家に相談する事をおすすめします。
トラブル回避の為には、まず入会前に納得するまで質問をすることが一番大切です。教室側は魅力的な言葉を並べてあなたに入会を促すと思いますし、しつこく質問して面倒な人だと思われたくないなと考える方が多いでしょう。しかしここで躊躇してしまうことで、結果的に大切な時間やお金を無駄にしてしまう可能性がある事を念頭に置いておきましょう。
少しでも納得のできない点があるようならばその場で入会をせずに一度持ち帰って冷静に検討する事を忘れないでください。