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海外赴任する可能性がある場合の中国語学習方法を教えてください

海外赴任する可能性がある場合の中国語学習方法を教えてください

 

中国語を勉強している方の中には、中国に支社があり将来的に赴任する可能性がある為、早いうちから中国語の学習を始めている方もいると思います。日本で中国語教室に通いながら勉強をしてある程度身についてきた方でも、実際に現地でネイティブスピーカー相手にどの程度自分の中国語が通用するのかわからず不安を抱く方も多いのではないでしょうか。

 

中国語教室で定期的にレッスンを受けてある程度の会話スキルがある方でも、実際に仕事で上手く聞き取れない・話せないという状態に陥るケースがよくあります。これはそもそもレッスンを通して話す内容と実際の仕事で話す内容に差がある事が要因のひとつです。また、基本的に講師というのは生徒向けに比較的わかりやすい単語を使用して、聞き取りやすく話してくれているからという点もあります。

 

実際現地に行けば早口で話す人や、難しい言い回しばかりを使う癖のある人など様々な話し方の人に出会う確率の方が高いですし、中国語教室で学んだ単語や言い回しをドンピシャで活用できる場面というのは少ないものです。ですので、現地で活用できる会話力を養う為には定期レッスンと並行して、現状よりもスピーキングとリスニングの力を伸ばす必要があるでしょう。

 

スピーキングとリスニングの力を伸ばすのに効果的な学習方法として、現地のニュースメディアを利用する方法があります。一般的に中国のニュース番組には中国語の標準語にあたる普通話の字幕が付いています。中国は国土が広く北京語や広東語など様々な言語がある為、どの言語を話す方にも伝わるように字幕が付けられているのですが、これは中国語の勉強においてとても便利なものと言えます。

 

動画の視聴環境がある方であれば、中国中央テレビ(CCTV)の公式動画サイトを活用すれば、日本からでも中国のニュース番組を見る事ができます。

 

ニュース番組で使用される言葉は、日常会話で使用する言葉に比べ難しいものが多く、話題も政治や経済など国内の社会情勢がメインと言えます。その為、日常会話レベルの中国語を話せてもわからない単語が多く登場するでしょう。はじめのうちはうまく聞き取れないかもしれませんが、字幕を見ながら聞く事で徐々に聞き取れるようになってくるはずです。字幕が無くても意味が理解できるようになっている頃にはリスニング力は格段にレベルアップしているでしょう。

 

この字幕付きニュース番組はスピーキングの学習にも活用ができます。ニュース番組を見ながら、ニュースキャスターの後に続けて中国語の発音をしてみましょう。初めのうちは字幕を読むように発音しても構いませんが、慣れてくると字幕が無くても発音できるようになり、口の動きもスムーズになってくるでしょう。

ニュースキャスターは早口の方が多いですが、正しい発音で話す人ばかりですので、自分の発音とキャスターの発音を比較しながら、発音の間違いや癖を修正する作業も行うことが出来ます。

 

この学習方法は、リスニングとスピーキングのトレーニングができるのですが、それだけでなくビジネスで使える語彙量が格段に増えるというのもポイントです。また、ニュース番組で扱うトピックスは政治や経済などの問題が多いので、中国の時事問題に強くなります。このような知識は客先との商談の際の小話としても使えます。

 

更にリーディングとライティングを強化するためにもニュースメディアは活用できます。中国で代表的なニュースメディアである新華社通信は、インターネットサイトでその日の中国のニュースを読むことが出来ます。読みながら内容を理解する事でリーディングに特化したトレーニングが可能です。

 

また、新華社通信の公式サイトは多言語対応になっているので、同じニュースを日本語で読むこともできるのです。日本語のニュースを中国語に変換しながら書き写して、中国語版で答え合わせをしてみる事で、ライティング力の強化を図れます。これは、単なるライティングの練習としてだけでなく、ビジネスで使える自然な言い回し、丁寧な文法表現を学習するのにも効果的です。

 

日経新聞や朝日新聞など日本の大手メディアの公式サイトでは日本のニュースを中国語で読むこともできますので、中国よりも日本の時事ネタの方が取り組みやすい方は、このような日系メディアを活用してみるのもおすすめです。

 

以上のような方法で日々ビジネス会話力のトレーニングをしながら、どうしても理解できない部分が出てきた時には中国語教室の講師に質問をしたり、その内容についてその日のレッスンに反映してもらい覚えておくべきポイントや内容の解説等をしてもらいましょう。そうすればひとりで学習するよりも理解度があがりますし、毎週の定期レッスンもより有意義なものになるでしょう。

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