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独学でスピーキング力を上達させる方法はありますか?

独学でスピーキング力を上達させる方法はありますか?

 

日本人が中国語を学習する場合において最も難しいと言われているのがスピーキングです。中国語の発音は日本語にないものが多く、上手く発音できないと意味が通じない事があります。よって、ある程度の期間中国語を勉強してきて文章を読んだり書いたりはできるようになってきているのに、会話となるといまいち上達を実感できないと感じる方は多いようです。

 

 

スピーキング力を上達させる最も効果的な方法は、毎日ネイティブスピーカーと会話をする事です。しかし、日本に住んでいながら中国語のネイティブスピーカーと会話ができる機会というのは限られています。

 

たとえ中国語教室に通っている方でも、一週間のうち1,2日程度ではないでしょうか。では独学でスピーキング力を上達させるにはどのような方法があるのでしょうか。

 

1.文章を朗読する

手軽に毎日できる方法として、中国語の本などの文章を声に出して読むという方法があります。インターネットの中国語ニュースサイトなどを活用すれば、様々なトピックから興味のあるものを選ぶことが出来ますし、毎日更新されるので飽きずに続ける事ができるでしょう。ただし、政治や経済などは難しい言い回しや単語が多いので、はじめのうちはスポーツやエンターテインメントなど比較的ソフトな話題の文章からチャレンジしてみましょう。

 

2.短い文章を暗唱する

基礎レベルの中国語のテキストを使って、その中に書いてある短い文章を暗唱しましょう。暗唱は単に読むのではなく文章を覚える必要があるのですが、覚えながら読むことで文字としてではなく音としてインプットされやすいのです。

 

基礎レベルのテキストに掲載されているフレーズは簡単な日常会話でも活用できるものが多いので、何度も繰り返し暗唱していく事で、実際の会話でもすらすらと出てきやすくなります。簡単なフレーズに慣れてきたら、中級レベル、上級レベルと、徐々に暗唱する短文のレベルを上げていく事も忘れずに。

 

3.スピーチやプレゼンテーションの練習

テーマを決めて1分間スピーチの原稿を中国語で書いて暗唱したり、ビジネスで使うプレゼンテーション資料を中国語で作って、制限時間内に説明するという方法も効果的です。もともとある日本語のスピーチ原稿やプレゼン資料を中国語に直して練習してもOKです。この方法ではスピーキング力だけでなく、ライティング力も伸ばすことができます。

 

スピーチやプレゼンはただ単に文章を読むのではなく、どのような文章構成にすれば相手に伝わりやすいのかを考えながら原稿を書き、聞き手を納得させる話し方も意識しながら行うので、論理的に話す練習にもなります。

 

話し終わるまでの制限時間を設ける事で、自然な速度で詰まらずに話す練習にもなりますので、文章の朗読や暗唱に慣れてきた次のステップとしておこなうのがいいでしょう。

 

4.ネイティブスピーカーの話し方を真似る(シャドーイング)

シャドーイングとは、聞いた文章を後から追いかけて真似しながら発音する方法で、スピーキング力だけでなくリスニング力のトレーニングにも効果的です。中国中央テレビ(CCTV)やNHK World-Japanなど中国語のニュースメディアを活用し、ニュースキャスターの後に続いて発音や話し方を真似してみましょう。中国のニュース番組は普通話(中国の標準語)の字幕が付いているのが一般的ですので、リスニングが上手くできない場合でも字幕を読みながら話すトレーニングができます。

 

これは、発音だけでなく自然なスピード感でスムーズに読む練習としても効果的ですし、ニュース番組を活用する事で、ビジネスで使える語彙量が格段に増えますので、仕事でつかえる中国語の習得を目指している方には特におすすめの方法です。

 

以上がスピーキング力を上達させるのに効果的なトレーニング方法です。あとは、「ネイティブっぽく話して、発音が間違っていたら恥ずかしい」などという考えを捨てる事も大切です。声に出してみなければその発音が間違っているかどうか誰も判断できないのですから、まずは恥を捨てて話すことに慣れる事から始めていきましょう。

 

話している時に録音をしておいて、後から客観的に聞き返して自然に話せているか確認することもおすすめです。

 

 

今回ご紹介したスピーキング力を強化する方法は、独学で中国語勉強している場合にも効果的です。ご紹介した内容全てを毎日こなすのは負担になってしまうでしょうから、空いた時間で手軽に始められるものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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