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とりあえず中国語の検定試験は受けた方が良い?

とりあえず中国語の検定試験は受けた方が良い?

 

中国語の学習する目的は人それぞれですが、勉強を進めるにあたり検定試験の話を耳にする機会は誰しもがあるはずです。会社や学校から資格の取得を命じられている場合でない限り、検定試験を受け資格を取得するのは個人の自由です。

 

とりあえず受けた方がいいかな?と思う人は受ければいいし、とりあえず今は受けずに勉強を進めようと決めているならそれでも問題はないと思います。

 

しかし中には、必要はないけれど何かメリットがあるなら検定試験を受けてみたいと考える方もいるかもしれません。また、私の個人的な意見としても中国語の能力がある程度付いてきたのであれば受けてみるべきだと思いますので、今回は検定試験を受ける事のメリットについてご紹介します。

 

1.検定試験を受けるという明確な目標設定ができる

 

何か目標を持って中国語の勉強を始めた方でも、長期間勉強を続けているとなかなか目標にたどり着けないことにもどかしさを感じたり、勉強がマンネリ化してくることがよくあります。そんな方は短・中期的な目標として検定試験にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

目の前に明確な目標が出来る事で、モチベーションの維持や向上にもつながり、ただやみくもに勉強しているよりも自分の苦手分野の洗い出しと克服など、効率的な勉強方法へとスイッチする事ができます。

 

2.自分のレベルを数値化できる

 

中国語の勉強を続けていて、ある程度できるようになってきたとしても自分のレベルがどれくらいのものかというのは客観的に判断し辛いものです。その際に実力を試す意味合いで検定試験を受けてみるのはいかがでしょうか。

試験を受ける事で自分のレベルが数値として明確に判定されるだけでなく、自分の得手不得手も可視化する事ができますので、より高いレベルを目指す為にどの分野の学習を強化すればいいのかという今後の対策が練りやすくなります。

長期的なスパンで中国語の学習を続けていく予定の方は、1年に1度くらいのペースで検定試験にトライすることでより効率のよい勉強を続けていく事ができるでしょう。

 

3.就職や転職の際に有利に働く可能性がある

 

グローバル化する社会では今後どんどん外国語能力が必要となって来るでしょう。日本の企業では中国に支社や取引先がある場合も多く、そのような企業では中国語の資格があるというのは就職、転職、更には昇進において有利に働く点が多いと言えるでしょう。

日本国内で最も広く知られている試験としては、中国語検定(中検)という検定試験があるので、就職や転職の際に活用したいと考えている方や、仕事がきっかけで中国語の勉強を始めた方は、この中検を受ける事をおすすめします。

日本国内で最もメジャーな資格なので、対策本や過去問集など勉強に使える書籍が多く出版されているのもポイントです。

 

4.留学や海外就職で活用できる

 

将来的に中国留学や、海外就職を考えている方にとっても検定試験はいい方向に働きます。中国語の検定試験の中には、英語で言うTOEICやTOEFLのようにグローバルで知られるHSKという検定試験があります。

 

中国へ留学したいと考えている場合、大学によっては入学基準としてこのHSKの一定スコアを求めてくる場合があります。すぐではなくても将来的に留学を目指している方であれば、一度HSKの試験を受けてみてもいいかもしれません。

 

また、中国だけでなくどこか海外で働きたいと考えている方にとっても中国語の検定試験は有利に働くでしょう。グローバルに事業を展開する企業で中国に支社がない、中国系の企業と取引していない、一切関係を持った事が無いという企業は少ないと思います。そんな企業にとって、中国語の資格をもつ人材というのはきっと大変魅力的に映るはずです。

 

以上の4点が資格試験を受ける事のメリットと言えます。

 

試験を受ける際は検定の種類やレベルに応じて約3,000~1万円程度の費用がかかりますし、検定試験対策としては会話力よりも文章読解力などの座学的な勉強が必要です。ですので、特に大きな目標の無い方や趣味の一環でただ楽しく中国語を話したいという方にとってはなかなか受ける気になれないものだったりもします。

 

しかし検定試験を受ける事で、モチベーションの維持や更なるレベルアップを見込める為、そのような方々にとっても決して無意味なものではないと思います。

 

検定試験の受験について迷っているのであれば、腕試しと思って一度受けてみてはいかがでしょうか。

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